病状を把握するために検査をしてほしい
関節リウマチ診療に必要な検査はほとんど揃っています
当院では疾患活動性※1の把握と副作用チェックのため毎回医師による触診と血液検査があります。また定期的にX線検査及びエコー検査を行うことによって炎症の程度や関節の変形の進行がないかを確認し、治療の見直しを行っております。
このような疾患活動性の評価と治療の見直しにより、できるだけ早期の寛解※1を目指します。またその寛解を一定期間維持し、薬が減らせるよう努力しています。
疾患活動性・寛解※1
疾患活動性とは病気の勢いのことです。
病気の活動性が高いときには、多くの関節に痛みや腫れがあり身体の炎症反応がひどい状態にあります。病気の活動性がとても低く、症状がほとんどない状態を「寛解(かんかい)」といいます。