関節リウマチの診断について
関節リウマチの診断は、症状ならびに血液検査やX線検査(レントゲン)などの検査値をもとに総合的に行われます。
関節リウマチの早期の診断を目指し、2010年よりアメリカリウマチ学会 ( ACR ) /ヨーロッパリウマチ学会 ( EULAR ) による分類基準が用いられています。
米国リウマチ学会と欧州リウマチ学会が共同で作成した分類基準では1か所以上の関節に腫れがあれば関節リウマチを疑い、別の病気がない事を確認していきます。
X線検査(レントゲン)で骨びらんがあれば関節リウマチと診断します。
骨びらんがない場合には、基準スコアの点数が6点以上であれば関節リウマチと診断します。